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- 【アーカイブ】横田オスプレイ 館山に緊急着陸 半年で6機中半数、異常事態〈2021年12月19日号より〉
【アーカイブ】横田オスプレイ 館山に緊急着陸 半年で6機中半数、異常事態〈2021年12月19日号より〉
- 2022/1/27
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横田基地所属の米軍特殊作戦機CV22オスプレイが1日、千葉県館山市の海上自衛隊館山航空基地に予防着陸(緊急着陸)したことが分かりました。CV22オスプレイが飛行中のトラブルで緊急に着陸するのは、この半年間で3回にのぼります。
防衛省北関東防衛局が2日、横田基地周辺自治体に情報提供して明らかになりました。それによると、緊急着陸したのは1日午後9時ごろ。負傷者や損害はなかったとしています。
日本共産党の宮本徹衆院議員事務所は3日、防衛省への緊急の電話聞き取りを行いました。着陸した原因や、トラブルの詳細について説明を求めたものの、防衛省は、「米軍に確認中」とするのみで答えませんでした。
北関東防衛局は13日、10日付の横田基地からの情報として、同機が今も館山基地に駐機したままで、「安全な運行運用が再開できるよう入念に評価」していると明らかにしました。
不具合から10日を経ていまだに飛び立てていないことから、重大なトラブルも予想されます。
東京都と横田基地周辺の6自治体でつくる連絡協議会は3日、在日米軍横田基地と防衛省北関東防衛局あてに要請を行いました。「飛行中の機体のトラブルは、人命にかかわる重大な事故につながりかねず、多くの住民に不安を与える」と指摘。トラブルの原因究明と再発防止の徹底、安全が確認されるまでの間のオスプレイの飛行中止を求めました。
異なる機体番号
横田基地所属のオスプレイによる緊急の着陸は6月に山形空港、9月に仙台空港でも起きており、この半年間で3回目になります(表)。