【コラム砂時計】戦争に対する沈黙〈2026年4月12日号〉

 

 「イランを石器時代にするまで爆撃する」。あの耳障りな“だみ声”で、トランプ米大統領が4月1日、国民に向けて演説した。イラン攻撃以来、米国内でガソリン小売価格が1ガロン4㌦(1㍑当たり換算約366円)まで上昇、戦争をやめろとの国内世論が高っているが、この人の耳には届かないようだ。

 その一方、NATO(北大西洋条約機構)加盟国の間で、米軍基地の使用を拒否する国が相次いでいる。最もすっきりしているのがスペインだ。同国ではロタとモロンの2カ所に海軍と空軍の基地が存在し、条約上、いずれも米軍との共同使用となっている。2018年6月から首相を務めるペドロ・サンチェス氏(社会労働党)は、トランプ米大統領を、「国際的なルールに基づく秩序は都合の良いときだけ持ち出し、そうではないときだけ破っていいものではない」と論難。「米軍にこれらの基地を使わせない」と述べ、イラン攻撃に参加する米軍機の領空通過も許可しない方針だ。

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