【 #Web東京民報 連載】東京わがまち⑤ 春うらら

 

(台東区、墨田区 隅田公園)

 春のうららの 隅田川…。あの「花」の一節だ。
 吾妻橋から桜橋にかけての長堤には、1000本の桜並木が続き、錦織りなしている。川面には花びらが舞い、お花見の屋形船や水上バスがしきりに行きかう。
 墨提は江戸時代からの花見の名所。両岸にはたくさんの露店が並び、桜の樹の下は車座、土手沿いの路は花見客であふれる。桜橋あたりから陽気なかっぽれの音が聞こえてきた。
 桜は、咲き始めのわくわくするような期待感、満開の満足感、散りゆく花の寂寥感と人生そのものだ。修学旅行の女子中学生たちが対岸の景色を見ながら、楽しそうに語り合っていた。

 写真・文 夏目安男

〈東京民報 2015年3月29日号より〉

※WEB版追記 写真家の夏目安男さんは2021年12月に亡くなりました。ご遺族の許可を得て、東京民報での連載「わがまち東京」をWeb版連載として掲載します

東京民報最新号はこちらから

カテゴリーから探す

記事を掲載時期から探す

最近の記事

  1.  フランスでジョージ・オーウェルの小説「1984」がベストセラーになっているといいます▼独裁者「ビ…
  2.    「イランを石器時代にするまで爆撃する」。あの耳障りな“だみ声”で、トランプ米大…
  3.  東京23区内の火葬料金が高騰している問題を受け、都は各地の火葬場の実態を調べ3月31日、結果を公…
  4.  「設置基準をいかし特別支援学校の教室不足解消を求める請願署名」(6万1347人分)の提出集会が3…
  5.  2月の衆院選で改憲勢力が国会の圧倒的多数を占めた状況を受け、平和憲法の堅持を求めて活動する6団体…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

2022年3月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
ページ上部へ戻る