気候危機は、いのちの問題 23日に気候マーチ *FFF東京・田原美優さん寄稿*〈2022年9月18日号〉

 気候危機への対策を求める若者グループ「Fridays For Future 東京(以下FFF東京)」が23日、気候マーチを予定しています。同日、世界各地で繰り広げられる「世界気候アクション」の一環です。マーチについてFFF東京の田原美優さんに寄稿してもらいました。

 23日金曜日、気候危機への対策を求める大きなマーチ(=デモ行進)が渋谷で開催されます! 

 この記事を書いている私は、マーチを運営するFFF東京のメンバーです。この記事では、私やFFF東京が現在の気候危機の状況をどう捉えているのか、それとの関連で今回のマーチがなぜ大切なのかをご説明します。

 今年、人々は数々の記録的な気象を経験しました。インドやヨーロッパでの記録的な熱波。6月の日本の季節外れの暑さ。パキスタンでの甚大な洪水被害。これらはたくさんの命を直接的にも間接的にも奪いました。暗いニュースに胸を痛め、未来に恐怖を抱く日々ですが、この状況だからこそ多くの人に気候危機を意識してもらえると私は考えています。6月、日本が異常に暑かった際には、今まで気候危機に無関心だった私の友人も「さすがに気候変動を意識した」と言っていました。

 気候危機は、気候が危機的状況になるというだけの話ではありません。他のあらゆる問題と関連があります。気候危機は動植物に影響を与えます。また、ジェンダーや人種、障害の有無、職種、所得、先進国か途上国かなどの違いによって気候危機の影響は人々にアンバランスに降りかかり、しかもその状況が見過ごされることもあります。気候危機の問題は、あらゆる他の問題と結びついています。私は、その結びつきを明らかにして気候変動対策に組み込むこと、そして諸問題の活動家が手を取り合い、社会を変えるうねりを大きく育てることが重要だと考えています。

楽しいマーチに

 以上のような気候危機をめぐる状況との関連で、23日に行うマーチには二つの意義があります。今年の異常な熱波や洪水は、人々が気候危機を意識し行動を起こす土台を作りました。今、マーチを行うことで多くの人を気候危機の運動に巻き込めるというのが一つ目です。

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