重大な事実、相次ぎ判明 目黒区 被災者追い出し裁判で弁論〈2022年11月20日号〉 

報告集会で裁判の状況を説明する山川弁護士=9日、港区

 東日本大震災で被災し、目黒区が応急仮設住宅として用意した区民住宅に避難した女性(68)が、目黒区から仮設住宅打ち切り後の家賃820万6790円の賠償を請求されている裁判の第6回口頭弁論が9日、東京地裁(金澤秀樹裁判長)で開かれました。

 女性は宮城県気仙沼市で、病気の夫(18年10月に死亡)と被災。治療が必要なため、気仙沼市に紹介された友好都市の目黒区に避難しました。

 9月の第5回口頭弁論で、目黒区はようやく女性の退去を認め、建物占拠の訴えを取り下げ。「めぐろ被災者を支援する会」は10月、同区の青木英二区長に対し、被災者の生活再建に向けた話し合いに応じ、裁判の経過を議会に報告することを要請しましたが、区長は「係争中」として回答を控えました。

 閉廷後の報告集会で、代理人の山川幸生弁護士が裁判の状況を説明。これまでの調査により、重大な事実が次々と明らかになっており、証拠書類として提出したことを報告しました。

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