〈一分 1月29日号〉長年、大砲を撃ってみたかった王様は、ある日、川で勝手に魚を取っていた狐に向けて大砲を撃ちます…

 「おうさまは たいほうを ひとつ もっていました。それは せんぞだいだいより つたわる りっぱな たいほうでした」―二見正直さんの絵本「もっとおおきなたいほうを」(福音館書店)の物語です▼長年、大砲を撃ってみたかった王様は、ある日、川で勝手に魚を取っていた狐に向けて大砲を撃ちます。しかし、今度は狐がもっと大きな大砲を持ってきて…。王様と狐の争いがエスカレートしていく怖さをユーモラスに描きます▼核兵器の保有や使用を全面的に禁じた核兵器禁止条約が、22日で発効2年を迎えました。核保有国がしがみついてきたのが、互いに核兵器を持つことでけん制し合い、戦争を抑制するという「核抑止力論」です▼アメリカでも、核兵器禁止条約の目標と条項を支持するよう求める法案を議会に提出する動きが始まっています。提出を表明した民主党のジェームズ・マクガバン下院議員は、核兵器が平和を維持してきたという議論を「まったくのうそ」「私たちはあまりにも多くの戦争を目にしてきた」と断じます(「赤旗」23日付)▼核兵器は最悪の大量破壊兵器です。互いに戦争を準備する核の開発競争ではなく、禁止の道へ―核兵器の非人道性を身をもって知る日本の条約参加が必要です。

〈東京民報2023年1月29日号より〉

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