
「新空港線(蒲蒲線)計画の着工見合わせ署名をすすめる会」は4月17日、大田区役所を訪ね、鈴木章雅区長あてにこの日までに寄せられた5918人分の署名の一部を提出しました。小池百合子都知事や東急電鉄、事業を担う第三セクター「羽田エアポートライン(HAL)」にも提出します。
同計画は、東急多摩川線を延伸して、京急空港線に乗り入れようというもので、2025年着工、35年開業を想定。HALを設立し、少なくとも1360億円もの巨額の税金が投入される見込みです。
区民からは「物価が上がり、暮らしと営業が大変な時に、このような巨額の税金を使ってよいのか」「区民にとって利便性がないのに、事業費がもっと膨らむのではないか」「東急線と京急線とは線路幅が異なるのにつながるのか」「もうすぐできるJRアクセス線と競合して採算は取れないのではないか」「羽田空港までの第2期工事はいつになるのか。全体計画と経費を示すべきだ」など、多くの疑問や指摘が出ています。