「人間こそ力」国の支援を 衆院選へ、たむともトーク〈2024年9月8日号〉

トーク宣伝で質問に答える田村氏(中央)と米倉都議=2024年9月2日、豊島区

 「学費が高いため卒業生が、奨学金という名の借金を300万円も背負って社会に出なくてはいならない国に未来はありません」との声が夕暮れの池袋駅にこだましました。日本共産党は2日、池袋駅西口で委員長の田村智子参院議員を先頭にトーク宣伝を開催。帰路を急ぐ学生が足を止め、「えー、マジたむとも。本物だよ」と思わず言葉を発し、スマートフォンを向ける姿がありました。

 宣伝には同党の米倉春奈都議も参加し、街行く人々から、その場で寄せられた意見や質問に丁寧に回答。内容は大学4年生の「この先、給与は上がるのか」に始まり、平和の問題と野党外交、党名を変えない理由など多岐に渡りました。

 田村氏は「この先、子どもを産むとなると学費とか高くて不安」という美容師3年目の人の質問に、「美容師は従業員ではなく個人事業主とされて、出来高払いとなっていることもある」と業界の問題点を指摘。さらに「どんな仕事でも最低賃金を生活できるレベルまで上げる必要がある。学費はそもそも高すぎる」と強調しました。

 さらに「日本の授業料に対する国庫負担金は先進国中で英国に続くワースト2位だ。憲法、教育基本法、国際人権規約で教育の保障を言いながらとんでもない」と批判し、財源について「防衛設備費などには湯水のように使う一方で、教育は受益者負担で1人平均300万円、国全体で10兆円にものぼる借金(奨学金)を若い人に負担させているのはお金の使い方が間違っている。人間こそ力です」と訴えました。

 遠くない時期に行われるとされる衆院総選挙で、田村氏は比例東京ブロックの候補者としてたたかう予定です。

東京民報2024年9月8日号より

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