悔しさバネ、与党独占許さず 24年ぶりに返り咲き 北多摩3区(調布市・狛江市) 田中とも子都議に聞く〈2025年8月24日号〉

 6月の都議選(北多摩3区=調布市・狛江市)で、定数3という厳しい選挙戦を勝ち抜き、みごと24年ぶりに返り咲く快挙を遂げた田中とも子さんに、選挙戦にかけた思いと抱負を聞きました。

 前回354票差で敗れ、3議席とも与党が占めるという悔しい思いをしました。出馬が決まった時には、今度こそという強い思いで臨みました。実際、選挙では与党の議席独占を許さないために、1議席は唯一の野党候補である私にと訴えました。当選することができて、ほっとしています。

【略歴】1957年山形県生まれ。教師を志し、巫女として働きながら國學院大學Ⅱ部文学部卒。調布で子ども3人を育てながら1997年都議に初当選(1期)。その後狛江市議(通算4期)。19年狛江市長選に挑戦。前回21年都議選では354票差で次点。調布在住の山添拓参議院議員の地元秘書など。趣味は映画、読書

 街頭では「野党一択ですね」「頑張ってください」と多くの反響がありました。その点では訴えやすかったですね。政策的には消費税減税など物価高対策はもちろんですが、「地域公共バスを守り充実させる」との公約が、住民の切実な要望とかみ合い、浸透したと実感しています。

 地元の調布や狛江では5年前のコロナ禍以後から路線バスの減便、廃止が問題になっていて、共産党都議団の「地域公共交通の危機打開・充実への提言」をもって、小田急バスや京王バスとも懇談、要請を重ねていました。バス会社からは「人手不足の解消には自分たちの努力だけでは限界がある。都の支援があればありがたい」「賃上げは人手不足解消にとって効果は大きい。おっしゃる通り」という声が寄せられました。シルバーパスの改善要望もありました。

 私は寄せられた声をもとに、ミニビラを作り、演説の中にも取り入れました。対話も広がりました。

 狛江の自民党陣営は「バスの自動運転化がもうすぐ実現する」などと、「反論」を試みたようですが、住民からは「病院に行ってもバス便がなくて帰ってこられない。何とかしてほしい」など、切実な声とともに期待が寄せられました。結果報告の街宣でも「応援しましたよ」「バス、頑張ってください」と声をかけてくれる人が何人もいました。

家賃補助に期待も

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