定時制廃止 都教委まともな回答せず 市民団体「怒りの都庁前宣伝」〈2025年8月31日号〉

「夜間定時制の存続を求める連絡会」など東京都教育委員会が強引に進める都立夜間定時制高校の廃校計画の撤回を求める7つの市民団体は22日朝、廃校や選定の理由などをただした質問状に対する回答(7月31日付)が従来の主張を繰り返すだけで回答になっていないとして、「怒りの都庁前宣伝行動」を行いました。24人が参加しました。

都庁前宣伝行動でビラを手渡す参加者=22日、新宿区

 都教委は昨年10月、立川高校定時制(立川市)の生徒募集を停止し、2027年度末の廃校を決定。さらに小山台(品川区)、桜町(世田谷区)、大山(板橋区)、北豊島工科(同)、蔵前工科(台東区)、葛飾商業(葛飾区)の各夜間定時制高校を26年度から生徒募集を停止し、28年度末に廃校する方針。

 宣伝参加者は出勤途中の都庁職員や会社員に、写真家の石川文洋さんら各界11人が呼びかけた緊急アピールを掲載したビラを手渡し、マイクで訴えました。

 「小山台高校定時制の廃校に反対する会」代表で、定時制で35年間、教員を勤めた多賀哲弥さんは「夜間定時制高校は、さまざまな事情で都立の全日制高校に入れない人たちの教育のセーフティーネットになってきた。一方的な募集停止は許されない」と批判。

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