大事な選択肢を残して 夜間定時制の存続求め集会〈2025年9月14日号〉

 「7校の夜間定時制の存続を求める集会PART3」が6日、豊島区のラパスホールで開かれ、約50人が参加しました。「夜間定時制の存続を求める連絡会」など都立夜間定時制高校の廃校計画の撤回を求める7つの市民団体が主催しました。9月末までに署名を集めきることや夜間定時制の存続の声をさらに広げていくことなどの行動提起がされ、熱気あふれる集会となりました。

定時制の存続を求める声が相次いだ集会=6日、豊島区

 開会あいさつに立った「立川高校定時制の廃校に反対する会」の河合美喜夫さんは、5日までに集まった署名2万1776人分を都教育委員会に提出し、応対した改革推進担当に存続を要請した際のやり取りを紹介。「10月の都教委で募集停止を決めるかもしれないが、あきらめていない。都教委の廃校方針が間違っているからで、まったく理がない。今日の集会を運動強化のステップにしてほしい」と呼びかけました。

 「小山台高校定時制の廃校に反対する会」の多賀哲弥さんは、6月9日に発表した緊急アピール後、テレビや新聞で取り上げられるなど反響が広がっていると強調。「署名を広げ、世論を味方につけて定時制高校を守りたい」と表明しました。

 その後、リレートークで5人が発言。中学時代に不登校だった小山台高校定時制の生徒は「夜間定時制に行って、いろんな人が学んでいることを知った。大人の人も外国籍の人も一緒に学んでいる。中学生にとって大切な選択肢である夜間定時制をなくさないでほしい」と訴えました。夜間中学教員は「世田谷の夜間中学にいたとき、小山台や桜町の定時制に進学する生徒が多かった。この2つの定時制をなくすことは、夜間中学の生徒にもう勉強するな、と言っているのと同じだ」と述べました。

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