フラッシュ@Tokyo 2025年9月21日号 都内高齢者 過去最多312万人/台東区 全世帯におこめ券/東久留米市議補選 北村氏を擁立

都内高齢者 過去最多312万人

 敬老の日(9月15日)時点の都内の高齢者人口(65歳以上)は、前年と比べ3000人増の312万人で過去最多だったことが、東京都の住民基本台帳人口に基づく推計で分かりました。高齢化率(都内全人口に占める65歳以上の比率)は23・4%で、2019年から横ばいでした。

 高齢者人口のうち、男性は135万5000人、女性は176万6000人で、女性は男性の1・3 倍でした。65 歳から74 歳までの人口は127万4000人 (前年比で2万8000人減)、75歳以上の人口は184万6000人 (前年と比べ3万2000人増)でした。

台東区 全世帯におこめ券

 台東区は8日、食品価格など物価高騰が継続する中、家計への負担を軽減するため、区独自の生活支援策として、区内14万全世帯へ「おこめ券」を配布します。配布時期は10月下旬以降を予定しています。配るのは全農おこめギフト券で、1枚500円で販売され、印刷や流通にかかる経費60円を差し引いた440円分の米と引き換えられる仕組み。

 対象は9月1日現在で区に住民登録のある世帯。世帯人数3人以上と18歳以上の子どもがいる世帯は8800円分、それ以外の世帯には4400円分を配布します。区によると全世帯に配布するのは都内初と言います。区はおこめ券の調達費用8億1000万円を含む補正予算案を9月定例議会に計上しました。

東久留米市議補選 北村氏を擁立

  日本共産党北多摩北部地区委員会は9日、12月7日告示、14日投票で行われる市議補選(現在、欠員2)に、北村のり子氏を公認候補として擁立すると発表しました。

 北村氏は擁立発表にあたり、長年、教員生活で多くの子どもに接してきた経験から、「貧困は子どもの生活も心も支配します。小さな声にも耳を傾ける、そんな場を作りたいと考えます」として、「子どもは未来を照らす希望です。市民も行政も議会も、ともに未来を語り合える東久留米を作りたい」と決意を語っています。

北村のり子氏

 北村氏は1959年、東久留米市生まれ。明治大学文学部卒業後、中学校国語科教師として、狭山市や所沢市に勤務。現在、国学院大学大学院文学研究科に在籍中。

東京民報2025年9月21日号より

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