【読書 今月の本棚と話題】介護うつと病を乗り越える 『90歳、凛として生きる』小山明子 著〈2026年2月15日号〉

 著者は1935年生まれ。卒寿を迎えました。20歳で松竹から女優デビュー、2作目の映画で助監督であった大島渚監督と出会い1960年に結婚、幸せな結婚生活の始まりでした。しかし、映画『日本の夜と霧』が公開3日後に上映禁止になったことで監督は松竹と対立、そのまま退社。それからは当時急速に普及し始めたテレビドラマに数多く出演、生活を支えると共に監督の映画資金作りに奔走します。

毎日新聞出版 2025年
1210円(本体+税)
こやま・あきこ 女優。1935年、千葉県生まれ。1955年、松竹映画「ママ横をむいてて」でデビュー。1960年、映画監督の大島渚と結婚

 不遇の時期ながら話題作を次々と世に送り出し『戦場のメリークリスマス』をはじめ何度もカンヌ映画祭に出品、「世界が才能を認めている」と順風満帆な活躍中に悲劇が訪れます。監督が脳出血を発症、右半身麻痺、以後、長い闘病生活を余儀なくされ、先の見えない介護生活の中で著者は「介護うつ」に見舞われるのです。

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