「性暴力被害は社会の責任」 全国でフラワーデモ

 今年3月に相次いだ“性暴力”に対する無罪判決を受けてNOの声を上げようと、フラワーデモ(スタンディング)が11日、全国9カ所で同時開催されました。東京会場には100人を超える人たちが被害者に寄り添う思いを表現した花束や、訴えを書いたプラカードを持参して続々と集まりました。

 20代の女性はマイクを手に「性暴力の被害者は自己責任とされているが、社会の責任。子どものスカートめくりを容認する社会が、痴漢などの性暴力に寛容な社会をつくっている」と告発。別の女性は「『日本はレイプ事件などがない安全な国』と言った外国人に、父親に実の娘がレイプされ続けた事件で無罪判決が出たと話したら、『殺したいほど憎い』と驚かれた。それ程、おかしい判決。政治家など上にいる人たちが、私たちに目を向けてくれるよう、世論をつくりましょう」と訴えました。

 この集会は2回目の柴田はるさん(40)は「ツイッター(短文配信サイト)を見て参加しました。社会実態からみても(性犯罪への)判決はおかしい。このおかしさを社会認知させることは重要です。声を大きくしなければ」と語りました。

 フラワーデモは名古屋地裁岡崎支部で3月、19歳の実の娘に対する準強制性交罪に問われた父に無罪判決がだされたことなどを受け、4月に東京で開催されたのが最初。SNS(会員交流サイト)で広がり、東京以外に大阪、仙台、名古屋、福岡など8カ所で同時開催され、池内さおり前衆院議員も参加しました。

(東京民報2019年6月23日号に掲載)

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