共産党都議団 「公私混同の選挙活動」に抗議 都公式チャンネルを利用〈7月5日号より〉

 東京都が新型コロナウイルス感染症をめぐって、小池百合子知事による人権啓発動画を公式動画チャンネルで6月22日から流したことに対し、共産党都議団の大山とも子団長は23日、「新型コロナウイルス対策の選挙利用と言われても仕方ない」とする抗議談話を発表し、直ちに改めるよう求めました。

 談話では知事自ら新型コロナによる差別をやめるよう人権啓発をするのは大事だとしつつ、知事選が行われている最中であり、「都として人権啓発映像を流すなら、小池知事の名前と顔を売り込むようなものにすべきではない」と指摘。

 小池知事が知事選の告示第一声(18日)を都庁内で行ったことについても、「公務と政務・選挙を区別できない公私混同ではないか」との批判や疑問の声が上がっているとし、「新型コロナ対策の自らの政治的思惑への利用、公私混同した選挙活動」を直ちに改めるよう強く求めています。

(東京民報2020年7月5日号より)

関連記事

最近の記事

  1.  都議になる前は、大田区の民間病院で20年間、看護師として働きました。そこでは医療や看護だけでなく…
  2. 1面2面3面4面 【1面】 いのち、くらし守る都政へ 大田区(定数7)藤田りょうこ都議 …
  3.  著者は、戦時下の体験を描いたノンフィクション『ボクラ少国民』シリーズなどで知られます。  …
  4.  都心を縦断する羽田新ルートや川崎臨海コンビナート上空への離陸ルートは危険で騒音も大きいとして、沿…
  5.  都議会の政治倫理条例検討委員会は6日、2回目の会議を開き、参考人招致を巡る議論を交わしました。有…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

ページ上部へ戻る