共闘で宮本さんを国会に 清瀬市民連合がキックオフ〈9月12日号より〉

 人権の尊厳を守る新しい政治を目指す清瀬市の市民や団体などで構成する「清瀬市民連合」は4日、目前に迫る衆院選で日本共産党の宮本徹衆院議員(比例重複)を野党統一候補として再び国会に送ろうと、キックオフ集会を市内で開きました。

清瀬市民連合のキックオフ集会で訴える宮本氏=4日、清瀬市

 清瀬を含む東久留米、東村山、東大和、武蔵村山各市の5市の市民連合で構成する東京20区市民連合は7月27日、宮本議員との間で政策協定「いのちと人間の尊厳を守る新しい政治の実現を(要望書)」を締結。党派や立場の違いを超え、市民と野党の力で政権交代を実現し、立憲主義を再構築しようと活動を開始。清瀬市ではこれを受けて本格的な活動をスタートさせようと、この日の集会にいたりました。

 集会では清瀬市民連合の関係者が、政策協定(要望書)の内容を紹介し、「宮本さんをみたび国会に送り出すために一緒に頑張りましょう」と呼びかけました。無所属のふせ由女市議が「コロナ対策の最先端で活躍する宮本さんを落とすわけにはいかない」、共産党の山崎美和市議は「コロナ禍から市民の命を守るためには野党共闘で宮本さんを国会に押し上げ、何としても政権交代が必要だ」と訴えました。

 福祉や医療、教育などで働く市民、地域の居場所づくりや都市農業の保全、年金や平和などの運動に取り組む市民ら幅広い人たちが、宮本議員への期待と頑張る決意を語りました。障害者施設で働く男性は「コロナ禍で負担が増えても収入は変わらず低い。現場で頑張っている人にしっかり補償してほしい。障害があっても将来に希望をもてる社会にするため、20区から変えていきたい」とのべました。

 あいさつに立った宮本議員は、市民から出された切実な課題について触れ、「期待に応えるために全力で取り組みたい。課題解決には自己責任を押しつける政治から、公助の政治に切り換えることが必要だ。それらは政権を代えてこそ実現できる」と強調。「政権交代で誰もが自分らしく生きていける社会に変えるためにも、全力で勝ち抜く」と力を込めました。

 共産党の原のり子都議も参加し、野党の前進による都議会の変化を紹介。「今度は衆院選、一致点による共闘で命を守る当たり前の政治を実現しましょう」と訴えました。

 集会では宮本議員の応援動画が紹介され、宣伝計画など今後の活動についても確認されました。

(東京民報2021年9月12日号より)

関連記事

最近の記事

  1. 1面2面3面4面 【1面】 都民に寄り添う都政こそ 都議会 代表質問に白石たみお都議(2…
  2. ① 発がん性物質PFAS「都は汚染源特定し対策を」多摩地域 都調査で21自治体検出 ② 日比…
  3.  9月17日から一週間、パリを訪れました。昨年11月、フランス大使館から連絡があり、同国外務省主催…
  4.  岸田内閣の首相補佐官に15日、国民民主党の元参院議員で、同党の副代表を務めた矢田稚子氏が就任しま…
  5.  株式会社東京民報社の第51期定時株主総会が9月22日、港区内で開かれ、事業報告や決算報告などが原…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

Instagram

10月1日の制度開始が目前に迫ったインボイスに反対する、52万人超の署名の受け取りを岸田文雄首相に求める集会が9月25日、開かれました。インボイス制度を考えるフリーランスの会(STOP! インボイス)が主催。1000人以上が参加し、オンラインでも同時配信されました。
#日本共産党 の #山添拓 参院議員が9月17日から1週間、フランス・パリを訪れました。フランス外務省主催で毎年、世界各国から75人を招待する「将来を担う人材招聘プログラム」の対象となったもの。連載コラム「未来を拓く」特別編として寄稿してもらいました。
#日本共産党都議団 は9月20日、多数の樹木を伐採する #神宮外苑再開発(新宿、渋谷区)で、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関 #イコモス(国際記念物遺跡会議)が再開発撤回を求める「ヘリテージ・アラート」発令などを受け、改めて秩父宮ラグビー場の移転建て替えを中止し、現在地での再整備を検討するよう盛山正仁文部科学相と日本スポーツ振興センター(JSC)あてに申し入れました。
#新宿区 は8日、#明治神宮外苑 の再開発事業者が申請した25本の樹木伐採を許可しました。このことに対し市民グループ「#未来に子どもたちの笑顔をつくる神宮外苑を考える会」は12日、新宿区役所前で抗議のスタンディングを行い、約40人が参加。#神宮外苑 をテーマにした #サザンオールスターズ の曲「#Relay ~ #杜の詩」を合唱し、「かけがえのない日本と地域の宝、神宮外苑を壊さないで」と訴えました。
環境省が東京電力福島第1原発事故で発生した汚染土を、#新宿御苑(新宿区内藤町)の花壇で「再生利用」する実証事業を計画している問題で、#日本共産党 議員や住民らは14日、環境省から直近の状況説明を受けるとともに、実証事業を強行しないよう求めました。
政府が10月から導入をねらう「#インボイス(適格請求書)」制度を止めようと、#日本共産党 の #小池晃 参院議員・書記局長とさまざまな分野のクリエーターらが語り合う懇談企画が14日、ネット中継されました。品川区議会で、インボイス延期の請願に取り組んだ「#品川フリーランスの会」が主催したもの。声優やイラストレーター、写真家、演劇人などが、小池氏と語り合いました。
ページ上部へ戻る