共闘で宮本さんを国会に 清瀬市民連合がキックオフ〈9月12日号より〉
- 2021/9/7
- 衆院選2021
人権の尊厳を守る新しい政治を目指す清瀬市の市民や団体などで構成する「清瀬市民連合」は4日、目前に迫る衆院選で日本共産党の宮本徹衆院議員(比例重複)を野党統一候補として再び国会に送ろうと、キックオフ集会を市内で開きました。

清瀬を含む東久留米、東村山、東大和、武蔵村山各市の5市の市民連合で構成する東京20区市民連合は7月27日、宮本議員との間で政策協定「いのちと人間の尊厳を守る新しい政治の実現を(要望書)」を締結。党派や立場の違いを超え、市民と野党の力で政権交代を実現し、立憲主義を再構築しようと活動を開始。清瀬市ではこれを受けて本格的な活動をスタートさせようと、この日の集会にいたりました。
集会では清瀬市民連合の関係者が、政策協定(要望書)の内容を紹介し、「宮本さんをみたび国会に送り出すために一緒に頑張りましょう」と呼びかけました。無所属のふせ由女市議が「コロナ対策の最先端で活躍する宮本さんを落とすわけにはいかない」、共産党の山崎美和市議は「コロナ禍から市民の命を守るためには野党共闘で宮本さんを国会に押し上げ、何としても政権交代が必要だ」と訴えました。
福祉や医療、教育などで働く市民、地域の居場所づくりや都市農業の保全、年金や平和などの運動に取り組む市民ら幅広い人たちが、宮本議員への期待と頑張る決意を語りました。障害者施設で働く男性は「コロナ禍で負担が増えても収入は変わらず低い。現場で頑張っている人にしっかり補償してほしい。障害があっても将来に希望をもてる社会にするため、20区から変えていきたい」とのべました。
あいさつに立った宮本議員は、市民から出された切実な課題について触れ、「期待に応えるために全力で取り組みたい。課題解決には自己責任を押しつける政治から、公助の政治に切り換えることが必要だ。それらは政権を代えてこそ実現できる」と強調。「政権交代で誰もが自分らしく生きていける社会に変えるためにも、全力で勝ち抜く」と力を込めました。
共産党の原のり子都議も参加し、野党の前進による都議会の変化を紹介。「今度は衆院選、一致点による共闘で命を守る当たり前の政治を実現しましょう」と訴えました。
集会では宮本議員の応援動画が紹介され、宣伝計画など今後の活動についても確認されました。
(東京民報2021年9月12日号より)