羽田低空飛行 「回避」でも都心が直下に 山添、白石議員ら追及〈10月3日号より〉

 東京の都心上空を飛行する羽田空港の新ルートの固定化を回避するとして国土交通省が設置した検討会の4回目の会合(8月25日)について、日本共産党の山添拓参院議員、白石たみお都議、関係区議らは9月22日、同省から説明を聞き、問題をただしました。

 今回の会合では導入可能性がある飛行方式として、第3回の会合(今年3月)で6つに絞った方式をさらに2方式に絞り込み、今後、技術的検証などを行うとしています。

検討会について聞く(前列左2人目から)白石、山添の各氏ら=9月22日、参院議員会館

 山添、白石氏らは検証に要する期間や、検討会資料で2方式について曲線経路を飛行する図が示されていることに関して滑走路に最終的に進入する際の直線距離などについて説明を求め、「2方式でここはルートからはずれるという地域はあるのか」とただしました。

 同省の担当者は検証期間について「数年」とのべ、「曲線をどう使うか、どういう大きさかはこれからの検討」と説明。ルートから確実にはずれる地域については「滑走路からの離陸機もあるのでその前は横切ることはできない。そこくらい」としか答えませんでした。新しい「回避」ルートでも、都心各地はルートの直下になる可能性が浮き彫りになりました。同省は新方式によるルートが設定されれば、今度はそれが「固定化」されることも認めました。

(東京民報2021年10月3日号より)

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