心が通じ合うたたかい 衆院選東京4区 谷川氏が謝辞〈11月7日号より〉

 市民と野党の統一候補として東京4区から出馬した谷川智行氏(比例重複)は、自民前職の候補に及びませんでした。

 午後8時半、選挙結果を受けて谷川氏は、事務所に訪れた関係者やサポーターの前であいさつ。同区から立候補を予定していた立憲民主党の元職・井戸まさえさんが15区にまわったことに敬意を表しつつ、「今回は市民と野党の幅広い共闘が実現し、とても深いところで心が通じ合うたたかいができたことを強く実感する。みんなに支援してもらい、候補者として幸せだった」と穏やかに語りました。

あいさつの後、グータッチをして感謝を伝える谷川氏(左)=10月31日、大田区

 ジャケットの内ポケットから「市民連合おおたの会」と締結した政策協定書を取り出し、「これは宝物。ここに希望があり、未来がある。実行するために引き続き全力をつくします」と決意を述べました。

 選挙期間には、赤ちゃんのときに看た患者が成長して街頭演説に応援に駆けつける、選挙に無関心だった女性が友だちとの会話をきっかけに、候補者の政策を比べて谷川氏に投票を決めたと報告に来るなど、うれしい出会いがいくつもありました。「勝手連とも短期間で一気に心が通い合い、一緒にたたかうことができた。映像制作なども、いろんな人が協力してつくってくれた」と支援者への感謝を示しました。

(2021年11月7日号より)

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