キラキラ国会のおと 吉良よし子 若者は政治に無関心?〈1月30日号〉

 思った以上に声が届きました。1月16日、新宿東南口での「Meet―up共産党」というトーク宣伝を行ったときのことです。

 普段の一方的な演説街宣とはちがい、最初から最後まで、若者から寄せられた声・質問に答える形式。事前にネットで集めた声とともに、当日も街頭で“共産党に聞きたいこと”を紙に書いてもらって声を集めました。そしたら、当日、想定以上に紙に質問を書いてくれる方がたくさんいたのです。

Meet―up共産党で

 「気候危機をどう考える?」「学費を下げて」「制服を自由にして」など、具体的な政策に関わるものから「政治が難しすぎる。もっとわかりやすくしてほしい」という政治全般に対する思いまで内容も多種多様。それが、用意したボードに貼りきれないくらいたくさん集まったことに、私は驚き、そして、嬉しかった。だって「若者は政治に無関心」という状況が、過去のものになりつつあることを実感できたから。

寄せられた声を貼ったボード

 コロナの下、政府は「若者が感染を広げている」などと、若者を悪者扱いしてきました。オミクロン感染が広がる今、専門家からは「若者は検査なしで診断を」「受診を控えて」などという声まで出てきています。そのくせ、バイトができず困窮する学生たちへの支援はまったく不十分。あまりにひどい若者置き去りの政治。さすがに黙っていられない思いもあると思います。なにより、自己責任論で政治を諦め続けてきた若者たちのこの変化は希望。その思いに応える政治を今年こそ。(参院議員・東京選挙区選出)

(東京民報2022年1月30日号より)

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