外交、内政、根本的改革を 共産党 志位氏が参院選へ遊説〈2022年3月6日号〉

 

演説する志位氏と山添氏(左)=2月26日、新宿区

 日本共産党の志位和夫委員長は2月26日、夏の参院選に向けた全国遊説のスタートとして、新宿駅前で、同党の山添拓参院議員(東京選挙区)とともに演説しました。日本共産党へのさまざまな疑問に答える「はてな」リーフをもとに、参加者の質問にも答えました。司会は、吉良よし子参院議員。

 演説の冒頭、志位氏は、ロシアのウクライナ侵略について、「国連憲章に違反する侵略行為を直ちにやめるよう求める」と、厳しく糾弾。「いま重要なのは、世界の国々と市民社会が声をあげ、力を合わせること」と呼びかけました。

 岸田政権のコロナ対策を批判するとともに、内政や外交を抜本的に変える改革が必要だと強調。パネルを指し示しながら、共産党の提起する大企業の内部留保課税などの政策を説明しました。

 質疑応答のコーナーでは、野党共闘のあり方、若者と政治などの質問が寄せられました。消費税に関して質問した25歳の男性は、宣伝終了後、「介護職で働いていて、賃金も低く、消費税の負担が重い。(共産党の)5%への減税という政策は、緊急的な提案で、最終的には消費税廃止を訴えていると、志位さんから聞けて、うれしかった」と話していました。

〈東京民報2022年3月6日号より〉

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