
改選数2に対し3人が立候補し、大激戦となった清瀬市議補選が3日投開票され、日本共産党の藤本いせ子候補は7036票(得票率29.7%)を獲得し、2位で当選。自民系の2候補独占を許しませんでした。日本共産党は定数20人のうち6議席(議席占有率30%)となり、単独第1党となりました。当選を決めた藤本氏は支援者への感謝を述べるとともに、「討議の仕方を何とかしたいと、傍聴していつも思っていた。議会のルールをしっかり守らせていきたい」と、教師歴45年を生かして議会に臨む意欲を語りました。
ロシアによるウクライナ侵略が大問題となる中での選挙戦で、藤本氏は「平和が一番。9条を守り、生かす政治を。子どもたちに平和な未来を手渡しましょう」と訴えました。争点となった清瀬小学校と第八小学校との統廃合問題では、「計画をストップし、八小は存続、清瀬小は早期に建て替える」とし、少人数学級の実現を公約。
また市民の願いで市政を動かす共産党市議会の実績とともに、コロナ対策の拡充や商店など中小業者への支援、松山・野塩出張所の廃止延期などを訴え、支持と共感を広げました。
〈東京民報2022年4月10日号より〉