【健康コラム】増税で敵基地攻撃兵器爆買い 最優先は全てが治療を受けられること〈2月26日号より〉

 

 

 2022年の値上げ25,700品目超。2023年は12,000品目超になるとか(TDB 2023.1.31)。なにもかも。

 そこに年金下げて国保料上げ、賃金は実質減です。

 この国の岸田首相の関心は増税ときちゃう。敵地攻撃兵器爆買い、悪よのお。

 タガ外れ、“新しい戦前になる”のタモリ発言(2022.12.28)は当たり。

 コロナはまたまた変異出現(XBB.1.5)、北米など急拡大です。“感染力強く免疫を回避する”(Lancet Infect Dis 2023.1.31)

 手強い。政権の備えは?

 策なし自己責任で。2類から5類へ変更もそう。

 暮らし壊れ、命危ない。

 いまは昔、疫病流行は奈良710―平安1185の475年間に180回という。(臨床検査学教育2015.9.1)

 735年と737年に最大級疫病発生(痘そう)、権力者の救済措置は、“祈祷し、疫病に苦しむ人に米や煎じ薬など給付せよ”。

 “朕が不徳のために災難を招いた。反省して寛大で情け深い心を施して、人民の患いを救おうと思う”

 報告者はいう。「故きを温ねて新しきを知る、以って師と為るべし」

 師は真の指導者となれば現政権者は失格だよねえ。

 結果、重大な失政で疫病を悲劇にして1月のコロナ死者は最多10,825人超、救急搬送困難も多発です。

 世界注目の変異XBB系統への治療薬の効果を東大医科学研究所が検証しています。(NEJM 2023.1.5)

 抗体薬4種と抗ウイルス薬3種(レムデシビル、モルヌピラビル、ニルマトレルビル/リトナビル)。

 結果、“抗体薬は感染阻止せず(中和抗体濃度が低い)、抗ウイルス薬は高い増殖阻害効果があった”。

 医療者に治療薬の選択、政権・政策決定者には備えの重要な情報です。

 最優先は軍拡増税じゃない。全てが最適な予防・治療など受けられるようにすることです。

(上野敏行)

(東京民報2023年2月26日号より)

関連記事

最近の記事

  1.  東京の被爆者団体「一般社団法人東友会」が11月19日、結成65周年の記念式典・祝賀会をKKRホテ…
  2. 英スピテストをめぐり開かれた議連総会と都民集会=11月26日、新宿区  公平・公正性に問題が…
  3. 私学助成署名の活動を報告する教職員と保護者=11月12日、港区  生徒・保護者・教職員の交流…
  4. 東京都への要望をおこなう島しょの町村議ら(左端は藤田都議)=11月21日、新宿区  日本共産…
  5. 新宿区 学校給食4月無償化  新宿区は来年4月から小中学校の給食費を無償化します。吉住健一区…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

Instagram

東京都教育委員会が #立川高校 の夜間定時制の生徒募集を2025年度に停止する方針を打ち出したことを受けて、「#立川高校定時制の廃校に反対する会」「立川高等学校芙蓉会」(定時制同窓会)などは11月24日、JR立川駅前(立川市)で、方針撤回を求める宣伝を21人が参加して行いました。
「(知事選を前に)税金を原資に、町会・自治会を使って知事の宣伝をしているのは明らかだ」―13日の決算特別委員会で、#日本共産党 の #原田あきら 都議は、#小池百合子 知事の顔写真と名前、メッセージを掲載した都の防災啓発チラシについて追及しました。
#東京都 の #小池百合子 知事が推進する #神宮外苑再開発 計画(新宿区・港区)の事業施行者、#三井不動産 グループ2社が都退職幹部の天下りを9人も受け入れ、事業を所管する都市整備局と深い関係にあることが、取材で明らかになりました。
イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃が激化し、民間人への被害が拡大している情勢の中、即時停戦とパレスチナに平和を求めるデモが10日、渋谷区で行われました。
米軍 #横田基地(福生市など)で、発がん性などが指摘される高濃度の有機フッ素化合物(#PFAS)が今年1月に漏れていたと報じられた問題で #日本共産党都議団 は9日、小池百合子都知事あてに全容解明に向けて国や米軍への速やかな対応を申し入れました。
人体への有害性が指摘される有機フッ素化合物(#pfas =ピーファス)が多摩地域の水道水源の井戸水で検出され、地元住民による自主的な血液検査の結果、高い血中濃度が示されたことを受け、住民団体「多摩地域のPFAS汚染を明らかにする会」は10月31日に東京都、11月2日に国へ、大規模な血液検査や汚染源の特定などを求める要請書を手渡しました。
ページ上部へ戻る