マイナ保険証「国民皆保険の破壊に」法案の撤回求め集会〈2023年4月2日号〉
- 2023/4/1
- 医療・福祉
2024年秋に現行の保険証を廃止する法案の撤回を求める集会が3月23日、国会内で開かれました。主催はマイナンバー制度反対連絡会と中央社会保障推進協議会、全国保険医団体連合会(保団連)。
法案は医療を受けるために必須の健康保険証をマイナンバーに結び付けることで、任意であるカードの取得を事実上強制するものです。保険証が廃止されれば、すべての医療機関が体制の整備を求められることになります。
基調報告した保団連の住江憲勇会長は、マイナンバーカードを持たない人は資格認定書の申請が必要になり、申請漏れ・遅れにより無保険者がうまれると指摘。「国民皆保険制度の破壊につながる。国民の健康を守る憲法25条違反そのもの」と批判しました。