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- 障害児 通学支援の多摩格差解消を 一般質問にアオヤギ都議〈2023年6月25日号〉
14日に行われた都議会本会議の一般質問には7会派から13人が立ちました。日本共産党はアオヤギ有希子都議が質問し、障害児の「移動支援」施策について、全自治体で通学にも使用できるようにするなどの拡充を求めました。
「移動支援」は移動が困難な人に対して、ガイドヘルパーが行う外出の支援サービス。自治体ごとに利用対象とする障害種や利用時間などが定められ、通学・通園などは利用対象外とする自治体が多くあります。利用者の自己負担があります。
アオヤギ都議は障害児の保護者から寄せられた「学校や学童保育に通う際に、ホームヘルパーを使えないので、送迎のために仕事を抜け出すか辞めるかの選択をせざるを得ない」という切実な声を紹介。障害児の通学に移動支援を使えるのが、23区中21区なのに、多摩地域では4市しかないと指摘。「地域間格差は区市町村の財政負担が重いからだ。どこでも使えるように都が十分な予算を確保すべきだ」と予算措置するよう求めました。