日本共産党都議団は12日、米軍横田基地に核搭載可能な米空軍のB52H戦略爆撃機が飛来したことに対して厳しく抗議し、▽核兵器搭載可能機の横田基地への飛来・着陸は断じて行わせない▽飛来した理由を明らかにするーよう小池知事あてに要望書を提出しました。中村倫治副知事が応対し、「ご要望は承りました」と答えました。
同爆撃機は今月2日の午後5時過ぎに米軍横田基地に着陸し、4日の午後7時に離陸したことが明らかになっています。基地周辺自治体からは「何も情報もなく、着陸の事実確認もできていない」とし、都にも事前説明はありませんでした。
要望では「核兵器搭載任務を持った戦略爆撃機が日本に着陸することは、『核兵器を持ち込まず』とする非核三原則の立場から断じて許されない」と厳しく批判しています。
東京民報2024年4月21日号より