【寄稿*新人議員ネクスト】多摩市 池田かつら市議 希望もち暮らせる市に〈2024年5月12日号〉

池田市議

 私は、高校生の頃にチェルノブイリの原発事故の悲惨さを知り、以来、原子力発電反対の立場から、共産党を支持して来ました。大学では森林生態学を専攻し、自然保護の勉強もしました。今、多摩市でも気候変動対策、地震などの災害、有事の対策のためにはエネルギー、資源、食料の自給率を上げなければなりません。

 再生エネルギーによるエネルギーの自給自足、資源のリサイクル、学校給食の無償化とともに、食料の自給率を上げるためにも、無農薬でオーガニックな多摩地域の農家の食材による地産地消を実現したいと思います。

 多摩市では介護問題が深刻化しています。認知症の方をはじめ、介護の問題には積極的に取り組んでいきたいと思います。耳が聞こえづらくなると、家に引きこもってしまう方もいます。結果、足腰が弱ったり、認知症を患う方もいます。補聴器の購入の補助を実現したいと思います。お年を召されると、車の運転も難しくなってきます。ミニバスの拡充や、ワゴンタクシーの実現は必要です。

 私がケアマネジャーの仕事で痛感したことがあります。エレベーターなしの団地がまだまだ多く、住み替えも大変と言うことです。階段昇降機が必要です。どんなハンディキャップがあっても安心して外出できる多摩市を目指したいと思います。

 私が多摩市で一番大好きなところは図書館が多いところです。私は父が転勤族だったため、転勤のたびにイジメに会いました。そんな私が安心して過ごせたのは、図書館です。受験勉強の際にもお世話になりました。子どもたちの居場所として、児童館とともに図書館必要です。リタイアされた方の生涯学習の場としても図書館を残していきたいと思います。

 今後も多摩市の皆さんが安心して希望を持って生活できる市政の実現のために、全力で頑張ります。

東京民報2024年5月12日号より

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