カテゴリー:気候危機・環境
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汚染土実証事業 目的変えるなら白紙撤回を 住民「御苑を処分場にするな」〈2023年12月10日号〉
環境省から聞き取りをする吉良議員、地元区議、住民ら=1日、千代田区 環境省が東京電力福島第1原発事故で発生した汚染土を新宿御苑(新宿区内藤町)の花壇で「再生利用」する実証事業の計画に住民が猛反対し、住民説明会の… -
PFAS知る学習資料に 健生会がガイドブック〈2023年11月26日号〉
多摩地域など全国各地で深刻な汚染が見つかっている有機フッ素化合物(PFAS)をめぐって、立川相互病院などを運営する社会医療法人社団・健生会は、学習資料「PFASガイドブック」(表紙)を発行しました。 … -
横田基地 今年1月もPFAS漏出 共産党都議団 全容解明へ都が対応を〈2023年11月19日号〉
米軍横田基地(福生市など)で、発がん性などが指摘される高濃度の有機フッ素化合物(PFAS)が今年1月に漏れていたと報じられた問題で日本共産党都議団は9日、小池百合子都知事あてに全容解明に向けて国や米軍への速やかな対応… -
国主導で血液検査を PFAS汚染 多摩住民団体が国に要請〈2023年11月12日号〉
人体への有害性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)が多摩地域の水道水源の井戸水で検出され、地元住民による自主的な血液検査の結果、高い血中濃度が示されたことを受け、住民団体「多摩地域のPFAS汚染を明ら… -
「稀有な近代景観、残せ」 外苑再開発 取り消し訴訟で口頭弁論〈2023年10月22日・29日合併号〉
裁判所に入る原告団=11日、千代田区 神宮外苑地区(新宿区・港区)の再開発事業を認可したのは違法だとして、都に取り消しを求めている訴訟の第2回口頭弁論が11日、東京地裁(岡田幸人裁判長)であり、原告2人が陳述し… -
「海辺の鳥」なぜ内陸部へ イソヒヨドリの謎を追って〈2023年10月15日号〉
岩場の海岸で繁殖するイソヒヨドリは、「海辺の鳥」と親しまれてきたのに、八王子などの内陸部に分布を広げており、野鳥研究者らを驚かせています。東京では近年、山地で生息していたオオタカなどの猛禽類やエナガなどの樹林性の鳥が… -
イコモス 三井不動産らに再反論 外苑再開発 樹木保全の方策、示せ〈2023年10月15日号〉
多数の樹木を伐採する神宮外苑再開発をめぐって、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問組織イコモス(国際記念物遺跡会議)は9月、危機にあたる文化遺産を守る目的のヘリテージ・アラート(文化遺産危機警告)を発し、三井不動産… -
神宮外苑 伐採は年明け以降に 世論無視できず〈2023年10月8日号〉
神宮外苑の再開発で、事業者の三井不動産は9月29日、予定していた樹木伐採の開始時期について、2024年1月以降になるとの見通しを示しました。 当初は今年9月以降としていました。同社担当者が都庁を訪れ、都側に報… -
ラムサール条約登録5周年 葛西海浜公園でイベント〈2023年10月8日号〉
野鳥が集まる葛西海浜公園(都ホームページから) 葛西海浜公園(江戸川区)が国際的に重要な湿地として都内で初めてラムサール条約湿地に登録されて5周年を迎えるのを記念して、10月21、22の両日、イベントが開かれま… -
PFAS濃度 横田周辺の高さくっきり 多摩全域の検査まとまる〈2023年10月1日号〉
発がん性など人体に有害とされる有機フッ素化合物(PFAS)が、多摩地域の水道水源の井戸から広範に見つかっている問題で、自主的な血液検査に取り組んできた市民団体が9月21日、追加分の検査結果141人分を公表しました。検…