高すぎる国保 多子世帯減免に取り組む 世田谷区

江口区議の質問に保坂区長が答弁

 共産党世田谷区議団の江口じゅん子区議は13日の区議会一般質問で、先の区議選で多くの有権者から寄せられた「国民健康保険料が高い。何とかならないの」との声をもとに、多子世帯の国保料軽減を求めました。

 江口区議は「子どもの多い世帯の均等割減免について、子育て支援対策の一つとしてとらえ、負担軽減に踏み出すとき」「23区統一での多子世帯減免の実現まで、国保会計を超えた子育て支援としての区独自の時限的対応として、区の決断を」と迫りました。

 保坂展人区長は、多子世帯ほど国保料が上がる均等割について「少子化対策や子育て支援の考え方と真逆の制度」との考えを表明。国保の多子世帯軽減について「総合的な子育て支援の観点から取り組んでまいります」と答弁しました。

 江口区議は「地域のみなさんと取り組んだ運動の力もあり、実現に向けて一歩前進です。引き続き区民の声を届け、議会論戦で頑張ります」と話しています。

(東京民報2019年6月23日号に掲載)

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