「希望の政治へ みんなと」 再選の吉良氏が決意

 「やったー」「おめでとう」。午後8時半、渋谷区代々木の事務所に再選を決めた吉良氏が姿を見せると、待ち受けていた「キラ☆キラサポーターズ」(吉良氏を応援する勝手連)のメンバーら支援者が大きな歓声と拍手で迎えました。

再選を決めて喜ぶ吉良よし子氏とキラキラサポーターズら支援者=7月21日、渋谷区の吉良事務所

 大勢の若者が吉良氏を囲み、パンパンとクラッカーがにぎやかになる中、万歳を繰り返し、笑顔いっぱいの喜びがはじけました。割ったくす玉から、「祝当選 くらしに希望を!」のミニ垂れ幕が飛び出しました。花束を渡した女性と抱き合い、涙を流し合う場面もありました。

 大勢の報道陣の前で記者会見に臨んだ吉良氏は、「6年間、ブラック企業問題や就活セクハラなど様々な声を届ける活動を続けてきたことが評価されたと思う」と選挙戦を振り返り、「声を届けてほしいという願いが、大きな勝利につながった」と強調。その上で「これからも十人十色の人生を大切にされる社会を目指して、一歩一歩みなさんと手をつないで歩んでいきたい」と決意を語りました。

 希望の象徴としてポスターにも使われたガーベラの花束を渡したサポーターズメンバーの並川聡子さん(37)=会社員=は「ブラック企業に勤めていた経験もあるので、吉良さんには労働法制をよくして、8時間働けば普通に暮らせる当たり前の社会にしてほしい。これからも応援します」と期待を込めました。

希望の花言葉のあるガーベラの花束を贈られ感激する吉良氏=7月21日、渋谷区

 日本共産党は首都圏の選挙区では、東京で吉良氏が再選した他、埼玉(改選数4)で伊藤岳がく氏(59)=新=が初当選し、21年ぶりに議席を獲得。2人区の京都で倉林明子氏が激戦を勝ち抜き再選を果たし、計3議席を獲得。比例区では、小池氏をはじめ4議席を獲得しましたが。改選から1議席の後退となりました。同党の議席は非改選を含め13議席。

 共産党が次の総選挙への出発点とした2017年総選挙での比例票440万(得票率7・90%)と比較すると、今回の比例票は448万(8・95%)、東京でも約61万票、10・37%から今回の約65万、得票率11・3%へとそれぞれ前進し、総選挙躍進への足がかりとなるものです。

 統一候補は2から10人に 一本化が大きな成果

 また、3年前の前回に続き32ある1人区全てで擁立した野党統一候補は、前回11議席と並ぶ10選挙区で勝利。改選2議席から野党統一候補が5倍に増えました。

 一方、自民党は57議席で改選時より10議席後退。憲法改正に前向きな公明、維新を合わせた「改憲勢力」が3分の2を割り込みました。小池晃書記局長は「野党一本化の大きな成果だ」と指摘しました。

 東京選挙区の投票結果

  得票 候補 所属
1,143,458 丸川珠代 自民
815,445 山口なつお 公明
706,532 吉良よし子 共産
688,234 塩村あやか 立民
526,575 音喜多駿 維新
525,302 武見敬三 自民
  496,347 山岸一生 立民
  214,438 野原よしまさ れいわ
  186,667 水野もとこ 国民
  86,355 朝倉れい子 社民

東京の比例選挙の投票結果

今回 と前回(16年)  
政党 得票数 得票率(%) 得票数 得票率(%)
自民党 1,878,316 32.59 2,134,931 34.37
立憲民主党 1,020,185 17.70
公明党 665,106 11.54 710,528 11.44
共産党 651,338 11.30 882,538 14.21
維新 479,908 8.33 455,849 7.34
れいわ 458,151 7.95
国民民主党 235,666 4.09
社民党 103,756 1.80 175,458 2.82

 

(東京民報2019年7月28日号に掲載)

関連記事

最近の記事

  1.  任期満了に伴う都知事選が7日投開票され、市民と野党の共闘で推された前参院議員の蓮舫候補(56)=…
  2.  7日投開票の都知事選で3選を決めた現職の小池百合子氏は291万8015票(得票率42.8%)を獲…
  3.  羽田空港で今年1月に起きたJAL機と海上保安機の衝突炎上事故では、客室乗務員が乗客を機内に取り残…
  4. 都議補選報告に激励次々  9選挙区(いずれも欠員1)で行われた都議補選も7日、投開票されまし…
  5.  日本共産党都委員会の常任委員会は8日、都知事選・都議補選(7日投開票)について声明を出しました。…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

Instagram

#東京民報 12月10日号4面は「東京で楽しむ星の話」。今年の #ふたご座流星群 は、8年に一度の好条件といいます。
#横田基地 に所属する特殊作戦機CV22オスプレイが11月29日午後、鹿児島県の屋久島沖で墜落しました。#オスプレイ が死亡を伴う事故を起こしたのは、日本国内では初めて。住民団体からは「私たちの頭上を飛ぶなど、とんでもない」との声が上がっています。
老舗パチンコメーカーの株式会社西陣が、従業員が救済を申し立てた東京都労働委員会(#都労委)の審問期日の12月20日に依願退職に応じない者を解雇するとの通知を送付しました。労働組合は「寒空の中、放り出すのか」として不当解雇撤回の救済を申し立てました。
「汚染が #横田基地 から流出したことは明らかだ」―都議会公営企業会計決算委で、#斉藤まりこ 都議(#日本共産党)は、都の研究所の過去の調査などをもとに、横田基地が #PFAS の主要な汚染源だと明らかにし、都に立ち入り調査を求めました。【12月3日号掲載】
東京都教育委員会が #立川高校 の夜間定時制の生徒募集を2025年度に停止する方針を打ち出したことを受けて、「#立川高校定時制の廃校に反対する会」「立川高等学校芙蓉会」(定時制同窓会)などは11月24日、JR立川駅前(立川市)で、方針撤回を求める宣伝を21人が参加して行いました。
「(知事選を前に)税金を原資に、町会・自治会を使って知事の宣伝をしているのは明らかだ」―13日の決算特別委員会で、#日本共産党 の #原田あきら 都議は、#小池百合子 知事の顔写真と名前、メッセージを掲載した都の防災啓発チラシについて追及しました。
ページ上部へ戻る