
日本共産党都議団は14日、米軍横田基地に所属する特殊作戦機CV‐22オスプレイが同基地の北側ヘリパッドでホバリングすることで、近隣住民への騒音・振動の被害や健康被害が発生している問題で、住民に配慮するよう米国や米軍に要望するよう小池百合子知事あてに申し入れました。
この問題を巡っては、北関東防衛局が今年2月、横田基地第374空輸航空団副司令官に対し、配慮を要請。都も基地周辺5市1町とともに昨年12月、国に要望していますが、今年4月になっても訓練が実施されており、住民から不安の声が上がっています。
申し入れでは「米国や米軍は、都や国の要望を無視していると言わざるを得ない」として、都として直接、米国や米軍に要望することを求めると強調。▽知事が直接、現地調査を行い地元住民の要望を聞く▽都として、米国や米軍に横田基地の北側ヘリパッドでのCV‐22オスプレイのホバリングは中止するよう強く求める―ことを申し入れました。
応対した武市敬副知事は、動画を確認した上で、「しっかりと承りました。国と同じスタンスで対応しています。要望は関係者と協議してまいります」と述べました。
〈2022年4月24日号〉