【 #Web東京民報 連載】東京わがまち⑬ お富士さんの植木市

(台東区 浅間神社周辺)

「1万5000円が1万円でいいよ、20年もかけて育てたサツキだよ、鹿沼で買ったら5万はするよ」。「お金なんかいらないよー、お札でいいよー」。一の富士2日目夕暮れ、活きのいい声が飛び交う。富士山の山開きに合わせて開かれるお富士さんの植木市。江戸時代から続く風物詩だ。

 最盛時と比べ規模は縮小されたものの、都内最大の植木市に変わりはない。

 ここで買った植木は根付きがいいと評判だ。植木市には沢山の屋台も並ぶ。昔、子どものころ出ていた、鈴虫屋さんの涼やかな虫の鳴き声が急によみがえってきた。お富士さんは毎年5月末と6月末の土日に開催。

写真・文 夏目安男

〈東京民報 2015年5月31日号より〉

※WEB版追記 写真家の夏目安男さんは2021年12月に亡くなりました。ご遺族の許可を得て、東京民報での連載「わがまち東京」をWeb版連載として掲載します

関連記事

最近の記事

  1.   (江東区 亀戸天神など) 亀戸赤からし市は亀戸天神など4か所で7月から8月に4日間…
  2. 志半ばで昨年他界した仲間の写真を抱え参加する人の姿も=6月21 日、江東区  「稲盛和夫会長…
  3.  東京国税局に勤務していた原口朋弥さんは2021年6月、分限処分(ことば)で免職の辞令を交付され国…
  4.  森成麟造(1884─1955)は新潟県東頸城郡真荻平村(現上越市安塚区)の生まれ。父の章…
  5. 裁判所に向かいパレードする原告団と弁護団ら=6月20日、立川市  米軍横田基地(福生市など多…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

ページ上部へ戻る