東中野駅にホームドア 共産党区議ら要請に回答〈2023年5月28日号〉
- 2023/5/27
- 都政・都議会
日本共産党の佐藤佳一新宿区議、武田やよい中野区議、来住和行前中野区議は18日、JR東日本首都圏本部に対し、東中野駅へのホームドア設置、東口のバリアフリー化と駅員の配置をするよう要請しました。応対したJRの担当者は2023年度中にホームドアの設置を行うと答えました。要請には利用者も同席しました。
駅員の配置については、2019年3月から東口は駅員の配置をやめて遠隔操作でインターホンで対応しています。JRの担当者は1日40~50件の問い合わせがあると説明。都立中野特別支援学校の校舎建て替えに伴い、旧中野東中学校を2025年度から使用し、学校側の説明では、40人から50人を見込んでいるとしています。
佐藤区議らが「安全確保のために駅員を配置すべきだ」と求めたのに対し、「通勤通学時間帯など他の駅でも時間帯で駅員を配置している。柔軟に対応したい」と答えました。
また、バリアフリーについては、「北側の階段が狭く、エレベーターを設置するのは物理的に厳しい。中野区が街づくりの中で検討している」との回答がありました。佐藤区議らは、改札口からホームのエレベーターの設置は、他の駅で運用している小型エレベーターなら、ホームの狭い東中野駅でも設置できるはずだと重ねて要請しました。(通信=佐藤佳一新宿区議)
東京民報2023年5月28日号より