立川市長選 酒井氏が当選 自民推薦候補を破る〈2023年9月10日号〉

当選を喜ぶ酒井氏=3日、立川市

 立川市長選が3日に投開票され、日本共産党や立憲民主党、生活者ネットなどの市議らが自主支援した、前都議で「つくる。新時代立川!の会」の酒井大史候補(55)=無所属新=が、自民党推薦の前都議、清水孝治氏(57)らをおさえて初当選しました。

 酒井氏は前回の市長選を、市民と野党が共同で支援してたたかい、257票差で惜敗していました。今回は、たちかわ市民連合と共産党、立憲民主党、生活者ネット、みどりの各党が共通政策を確認。各党の市議らが酒井氏を自主的に支援する形で、応援に駆け付けました。

 自民党推薦の清水氏は、連日、同党の国会議員や大臣が応援に入る選挙戦を展開。「野党・共産市政になれば大変」などという根拠のない反共攻撃に終始しました。

 酒井陣営は、世田谷区長や武蔵野市長、野党の国会議員や都議らが応援に駆けつけて、国政野党が応援する首長の自治体が築いてきた実績をアピールしたほか、▽学校給食の無償化▽補聴器の購入補助▽有機フッ素化合物対策-など市民の願いを実現する政策を訴えました。

開票結果
酒井大史55無新21731
清水孝治57無新20150
伊藤大輔48無新11463
野口園子54無新2440
金村 誠48無新316
(投票率37.15%)

東京民報2023年9月10日号より

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