乳がんの患者会として、患者の交流の場や早期発見の啓発に取り組む「あけぼの会」が創立45周年を迎え、24日(日)に記念大会を「乳がん患者は自立する!」をテーマに開きます。
あけぼの会は、ワット隆子会長(現・名誉会長)が、5年間住んでいたニューヨークからの帰国直後、37歳の時に乳がんの手術を受け、7歳と4歳の子どもを抱えて治療を続ける不安や悩みを、同じ境遇の人たちと交流したいと、新聞に投書をしたのがきっかけで、1978年10月に東京で結成されました。
現在は全国各地で、専門医による講演会や、交流の場となる「あけぼのハウス」開催、早期発見の啓発の活動などを行っています。
24日の記念大会は、午後1時から、東京ウイメンズプラザ(渋谷区)で。参加費千円。都立駒込病院院長の戸井雅和氏ら3氏による講演のほか、講師とワット名誉会長らによるパネルディスカッションが開かれます。
当日参加可(定員あり)。問合せ03(3715)1652 あけぼの会。
東京民報2023年9月17日号より