東京地評が旗開き 大幅賃上げ実現しよう〈2024年1月21日号〉
- 2024/1/20
- 労働・市民

東京地方労働組合評議会(東京地評)は11日、豊島区内で旗開きを行いました。
矢吹義則議長はあいさつで、能登地震の犠牲者に哀悼の意を示すとともに、政府が救助活動に全力をあげるよう訴え。東京地評としての支援の活動への決意とともに、「公務の職場が、平時にギリギリの人員では、こうした災害時に行政の役割を果たせない。ライフラインを守るためにも、労働組合の活動が重要だ」と強調しました。
実質賃金が長年にわたり上がらない日本社会の状況を変えるため、春闘での大幅賃上げの必要性を訴えました。さらに、夏の都知事選で「『稼ぐ東京』のために、都民の願いをないがしろにする都政の転換を」と呼びかけました。
全国労働組合連合会(全労連)の黒澤幸一事務局長、全国労働組合連絡協議会東京協議会(東京全労協)の大森進議長らが来賓あいさつしました。
立憲民主党、日本共産党、社民党から国会議員や代表が参加。共産党から宮本徹、笠井亮両衆院議員と吉良よし子、山添拓両参院議員、白石たみお都議が登壇しました。宮本氏があいさつし、「自民党の裏金問題では、裏金の仕組みをつくった自民党の幹部の責任こそ問われるべきだ。自民党の体質そのものの刷新こそ重要だ」と強調。「お金で政治をゆがめられた政治を退場させる年に」と語りました。
府中市長選に立候補予定の甲田直己府中労連議長が決意を語りました。
東京争議団共闘会議の各争議団が登壇し、争議の解決へ支援を呼びかけました。
東京民報2024年1月21日号より