めぐろ被災者を支援する会は6月30日まで、控訴費用などを求めるクラウドファンディングを行っています。目標金額は80万円。4月22日時点で29人の支援者により、約20万円が集まっています。
同裁判は、東日本大震災で被災し、宮城県気仙沼市から目黒区の「応急仮設住宅」に避難した女性(69)が、区から支援打ち切り後の家賃を請求されている民事訴訟。東京地裁(金澤秀樹裁判長)は3月25日、区の主張を全面的に認め、女性に820万円余の支払いを命じました。
女性側は「最悪の不当判決」として、4月8日に控訴。同支援する会は、引き続き区に、話し合いによる解決と被災者への住居支援を求めていく構えです。
東京民報2024年4月28日・5月5日合併号より