私は薬剤師として41年間、医療の現場で働いてきました。度重なる医療制度や介護保険制度の改悪、切り捨てられていく福祉。改善を求めて労働組合の活動などで訴えてきました。数々の薬害訴訟や公害訴訟にも原告団の方や弁護団と一緒に闘ってきました。
しかし、いっこうに改善せず。ならば「行政の立場から改善していこう」と立候補を決意しました。そして昨年の統一地方選挙では皆様のお力で区政に押し上げていただきました。心から感謝しております。
1年が経過しました。区政は分からないことだらけ、毎日が勉強で大奮闘です。PFASについて私は10年以上前から問題視してきました。誰に話しても関心を持ってもらえませんでした。ところが昨年6月頃からやっと話題になってきました。
今では婦人団体、看護師さんの集会、薬剤師の会、有志の集まりなどで講師を依頼され、多くの方に知っていただく機会を得ています。今までの努力が報われた思いです。
また、街頭演説も毎週の朝宣伝と月2回の夕方宣伝を継続しています。最初は苦しかったですが、国政・都政の問題や区政での日本共産党の論戦を皆様に伝えられる絶好の機会と思えるようになりました。「しんぶん赤旗」やユーチューブなどから多くの情報を収集し演説します。皆様に伝えることの価値と重要性を認識しています。
66歳の新人です。区民の皆様の要望を区議会に届け、そして実現していくために力いっぱい頑張ります。
東京民報2024年5月12日号より