フラッシュ@TokyoWeb版 革新都政をつくる会 知事の追悼文拒否に抗議、若者ワクチン接種センター オンラインで抽選に、新型コロナ酸素ステでも治療〈9月12日号より〉

革新都政をつくる会 知事の追悼文拒否に抗議

 革新都政をつくる会は1日、小池百合子知事が関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典への追悼文送付を拒否したことに抗議する談話を発表。「誤った歴史認識をあらため朝鮮人犠牲者の追悼の意を表することを改めて強く求める」としています。

 追悼式典は1923年に発生した関東大震災で自警団などによって虐殺された数千人に及ぶ朝鮮人犠牲者を追悼し、過去の誤った歴史をただし教訓を現在に生かすことを目的に、1973年に慰霊碑が墨田区に建立されて以来、9月1日に行われてきました。

 歴代の都知事は追悼の辞を寄せてきました。ところが小池知事は就任の翌年、「慰霊大法要で全ての犠牲者を追悼している」ことを口実に、追悼の辞の送付を中止しています。

若者ワクチン接種センター オンラインで抽選に

 東京都は若者ワクチン接種センター(渋谷区)の予約抽選方式について、現地での受付方法に変えてオンラインによる抽選方式にします(3日受付から)。翌日接種分を、前日の午前7時から午後5時までLINEで受け付けます。抽選結果は午後7時に通知し、午前0時までに氏名や予約時間帯を登録することで、本決定となります。

 同センターは39歳までを対象に予約なしで受けられるとしていましたが、希望者が殺到。現地抽選となりましたが、予約券を求めて毎日長蛇の列ができ、当選倍率も高いことから改善を求める声があがっていました。日本共産党都議団も8月30日にオンライン方式への変更を小池百合子知事に申し入れていました。

酸素ステでも治療

 東京都は都民の城(旧こどもの城、渋谷区)と築地デポ(中央区)の酸素ステーションについて、酸素投与だけでなく、重症を防ぐ効果が期待される抗体カクテル療法を行うなど、治療を含む複合的な機能を有する施設「酸素・医療提供ステーション」に変更します。また、同施設を新たに1カ所整備する方向です。

 酸素ステーションは病床のひっ迫を受けて、コロナ患者のうち軽症と診断された人を一時的に受け入れることを目的に設置。しかし130床が用意された都民の城では、利用が一向に進んでいませんでした。

 専門家からは酸素投与は一時しのぎにすぎない、酸素投与が必要な人は中等症との指摘が出ており、改善が求められていました。

(東京民報2021年9月12日号より)

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