〈一分 9月19日号〉「野党にとって意味ある一日となった」「共闘へ、政策の旗印が立った」▼8日に行われた、東京での市民と野党の共闘と、…

 「野党にとって意味ある一日となった」「共闘へ、政策の旗印が立った」▼8日に行われた、東京での市民と野党の共闘と、都政転換を目指す「呼びかけ人会議」の集会でも、喜びの声が相次ぎました。この日の朝、野党4党と市民連合が合意した総選挙への共通政策です▼共通政策は「市民連合は、野党各党に次の諸政策を共有して戦い、下記の政策を実行する政権の実現を目指すことを求める」と提起。憲法に基づく政治、コロナ対策、格差と貧困の是正、地球環境を守る、ジェンダー平等、権力の私物化を許さない、の6分野にわたって政策を列挙しました。安倍・菅政権の9年間の政治の流れを根本的に転換する政策の柱が、市民と野党の共有のものとして立てられました▼同時に行われている自民党総裁選は、対照的です。主要候補の政策は、改憲を目指す点でも、原発再稼働をめぐっても、森友問題の再調査などの政治の私物化についても、似たり寄ったり。安倍・菅政治を継承する姿勢を競い合う、コップの中の争いです▼総選挙は、野党が第一党も含めて共通政策で合意し、政権交代をかけた与野党の激突の構図がくっきりと生まれようとしています。コロナ禍のなか、命と暮らしを第一にした政治の実現がかかります。

(東京民報2021年9月19日号より)

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