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- 未来を拓く 山添 拓 野党で政権交代を!〈10月24日号〉

政権交代をめざす総選挙がいよいよ始まりました。私も都内をはじめ全国で訴えます。
「学費を半額に」「気候危機を打開する政治に」「ジェンダー平等の日本に」―若い世代がかつてなく反応し、チラシを受け取り熟読する姿も見られます。通りすがりに立ち止まり、少し耳を傾けガッツポーズしていく人も。日本共産党への注目が一段高まっていることを感じます。
しかも野党間では共通政策、政権協力、選挙協力の3点セットで合意に至り、政権交代の準備万端。
それだけに、野党共闘への攻撃も強まっています。

公示前に出演したテレビ討論会では、与党議員から野党共闘を非難する発言が盛んに飛び出しました。「自衛隊や日米安保条約で立憲民主党と立場が違うではないか」「安全保障で一致しないのは無責任」―野党は20項目の共通政策に合意し、その実現のための政権をつくることで合意。私たちの独自の立場を新政権に持ち込まないことも繰り返し表明しています。一致点での共闘は、連合政権では当たり前の姿です。むしろ、いつでも渾然一体に悪政を進めてきた自民・公明の政権こそ、国民に対して不誠実ではないか。
「自由と民主主義の政権か、共産主義が入った政権かの政権選択」と自民党・甘利明幹事長。野党の共通政策は、立憲主義と民主主義の回復を掲げていることを、ぜひ多くの方に広げたい。民主主義を踏みにじってきた自公政権を終わらせ、民主主義を守り活かす政権に。日本共産党を大きくして、政権交代で希望ある未来を!(弁護士、参院議員・東京選挙区選出)
(東京民報2021年10月24日号より)