岸本区長が就任後初街宣「公約実現の予算組む」〈2023年1月15日号〉
- 2023/1/13
- 区市町村
杉並区の岸本聡子区長は12月25日、就任後、初めて区内の街頭に立ち、9月と12月の2回の区議会定例会での論戦、暮らしと営業を守るための補正予算の編成、公約でもある公共施設の統廃合計画や道路計画の見直しなど、区政が変わりつつあることを報告。聴衆からの意見に耳を傾け、質問に丁寧に答えました。
この日立ったのは荻窪、阿佐ヶ谷両駅前。寒さ厳しい中、いずれも大勢の区民が足を止めました。
岸本区長は、情報公開の徹底とともに、まちづくり基本方針の骨子案段階からの意見募集や、修正案に対するパブリックコメントの実施など、就任後の5カ月間に進めてきた施策を紹介。「これが私の進める区民との対話による区政です」と強調。「みなさんの意見を聞かせてください、これからも私と一緒に歩んでください」と訴えました。
聴衆からは、まちづくりや福祉・介護、ジェンダー平等の取り組み、区政運営など、様々な意見や質問が相次ぎました。岸本区長は最後に、初めての本格予算の編成となる2023年度予算案について、「公約を実現する予算を組みたい」との抱負をのべ、予算を審議する第一回定例議会の傍聴を呼びかけました。
東京民報2023年1月15日号より