任期満了に伴う足立区長選・区議選(定数45)は、5月21日投開票です。区長選は「人にやさしいまちをつくる足立の会」の無所属新人、西山ちえこ氏(65)=日本共産党、社民党推薦=と、自民、公明両党が推す現職の近藤弥生氏(64)との一騎打ちです。

区議選には現職41人、新人22人、元職1人の計64人が立候補し、多数大激戦です。日本共産党は、ぬかが和子(59)、はたの昭彦(60)、西の原えみ子(63)、山中ちえ子(54)、横田ゆう(62)、きたがわ秀和(54)=以上現=、小林ともよ(49)、西の原ゆま(30)=以上新=の8人が立候補。全員当選で、現有7から1議席増を目指します。


共産党は区民の運動と結んで条例提案や予算修正案の提出、粘り強い議会論戦で中学校給食費の無償化を実現。共産党を伸ばし、小学校給食も無償化するのか、区民の陳情や無償化条例案、予算修正案に背を向けてきた自民、公明などの前進かが問われています。
近藤区政と自公などオール与党は、「生きがい奨励金」を廃止し、国民健康保険料を23年連続値上げする一方、積立金を全国4位の1807億円もため込み、大型開発に活用しようとしています。区財政の運営を区民本意に転換するのかが問われます。また、統一協会との癒着にメスを入れるかも争点です。
日本共産党は「8人全員当選で区民の願い実現のパワーアップを」と訴えています。
東京民報2023年5月21日号より