フラッシュ@Tokyo 2024年2月25日号 東京15区 補選に小堤氏、都議会委 国保引き下げ不採択、テレワーク 前月比4.5ポイント減、スギ花粉 日に飛散を確認

東京15区 補選に小堤氏

 公職選挙法違反の罪で起訴された柿沢未途被告=自民党を離党=の辞職に伴う衆院東京15区(江東区)の補欠選挙(4月16日告示、28日投開票)に、日本共産党は新人で共産党江東地区委員長の小堤東(あづま)氏(34)を擁立します。

 小堤氏は18日の共産党の都党会議であいさつ。「江東区では、ここ数年で何人もの国会議員や地方議員が政治とカネの問題を起こし、辞職している。企業団体献金にも、政党助成金にも無縁で、最もクリーンな私こそ、東京15区の衆院議員にふさわしい」と決意を語りました。

 区長選を巡る公選法違反(買収など)では自民党の江東区議らも略式起訴され、15区選出の自民議員は柿沢被告のほかに、統合型リゾート事業をめぐって収賄などの罪に問われた秋元司被告=自民離党=も起訴されました。

 補欠選挙は他に、国民民主党の高橋茉莉氏、日本維新の会の金沢結衣氏のいずれも新人が立候補の意向を明らかにしています。自民党は候補者を公募する方針です。

都議会委 国保引き下げ不採択

 都議会厚生委員会が14日開かれ、1万9696人もの署名とともに都議会に提出された「国民健康保険料(税)の引き下げとだれもが安心できる国民健康保険制度の実現に関する請願」が、自民、公明、都ファ、立憲民主などの多数で不採択となりました。

 高すぎる国保料(税)引き下げのために、国に公費投入の増額など制度の改善を求めるとともに、均等割軽減のために都としての軽減策を求めるもの。賛成は日本共産党だけでした。

テレワーク 前月比4.5ポイント減

 都内企業(従業員30人以上)のテレワーク実施率は41.6%で前回調査に比べて4.5%減少したことが、東京都の調査で分かりました。テレワークを実施した社員の割合も、28.9%で、前回に比べて3.4%減少していました。実施回数は、週3日以上の実施は43.0%と、これも3.4ポイントの減少となりました。

 従業員数別に今月のテレワーク実施率を見ると、300人以上(50社)が最多で62.0%、続いて100~299人(94社)46.8%、30~99人(265社)35.8%で、社員数が多い企業ほど実施率が高い傾向となっています。

スギ花粉 日に飛散を確認

 東京都はスギ花粉の飛散日について、2月9日として確認したと発表しました。昨年より1日早く、過去10年平均(2月15日)より6日早い飛散開始日となります。

 「飛散開始日」は、1月以降に1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日以上連続観測した最初の日となります。飛散開始日として観測した地点は青梅、多摩、立川の3カ所です。

東京民報2024年2月25日号より

関連記事

最近の記事

  1.  新緑が鮮やかに色づき始め、生命の息吹がみなぎる季節になりました。港区立みなと科学館(虎ノ門3)で…
  2. インスタライブで語り合うeriさん(左)と田村さん=4月18日  日本共産党の田村智子委員長…
  3.  めぐろ被災者を支援する会は6月30日まで、控訴費用などを求めるクラウドファンディングを行っていま…
  4. 共同街宣で酒井候補らと共に訴える田村氏=4月16日、江東区  公職選挙法違反事件(買収等)で…
  5.  目黒区長選は4月21日投開票され、「みんなの目黒区長をつくる会」の前都議、西崎翔(つばさ)氏(4…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

Instagram

#東京民報 12月10日号4面は「東京で楽しむ星の話」。今年の #ふたご座流星群 は、8年に一度の好条件といいます。
#横田基地 に所属する特殊作戦機CV22オスプレイが11月29日午後、鹿児島県の屋久島沖で墜落しました。#オスプレイ が死亡を伴う事故を起こしたのは、日本国内では初めて。住民団体からは「私たちの頭上を飛ぶなど、とんでもない」との声が上がっています。
老舗パチンコメーカーの株式会社西陣が、従業員が救済を申し立てた東京都労働委員会(#都労委)の審問期日の12月20日に依願退職に応じない者を解雇するとの通知を送付しました。労働組合は「寒空の中、放り出すのか」として不当解雇撤回の救済を申し立てました。
「汚染が #横田基地 から流出したことは明らかだ」―都議会公営企業会計決算委で、#斉藤まりこ 都議(#日本共産党)は、都の研究所の過去の調査などをもとに、横田基地が #PFAS の主要な汚染源だと明らかにし、都に立ち入り調査を求めました。【12月3日号掲載】
東京都教育委員会が #立川高校 の夜間定時制の生徒募集を2025年度に停止する方針を打ち出したことを受けて、「#立川高校定時制の廃校に反対する会」「立川高等学校芙蓉会」(定時制同窓会)などは11月24日、JR立川駅前(立川市)で、方針撤回を求める宣伝を21人が参加して行いました。
「(知事選を前に)税金を原資に、町会・自治会を使って知事の宣伝をしているのは明らかだ」―13日の決算特別委員会で、#日本共産党 の #原田あきら 都議は、#小池百合子 知事の顔写真と名前、メッセージを掲載した都の防災啓発チラシについて追及しました。
ページ上部へ戻る