「ない、ない、必要ない」「私の未来に原発いらない、石炭いらない」「再生エネルギー100%」ー18日、渋谷で行われた「ワタシのミライ〜再エネ100%と公正な社会をめざして」のパレードに私も参加しました。
今回、たくさんの若い参加者のみなさんが、「気候正義」「脱炭素」と一緒に「NO NUKES」の声をあげていたのが印象的。「原発はクリーンなエネルギーとは言えない」という若い世代の声が可視化されたと思いました。
ちょうど、この9月頭に、国会の資源エネルギー調査会のメンバーとして4月に原発ゼロを実現したドイツの経済・気候保護省を訪問した時も「EUでは原発をクリーンエネルギーと分類しているがどう思うか?」と質問したら「CO2削減効果を期待するのはわかるが、ドイツでは原発はクリーンではないというのが結論だ」ときっぱり。自民党の議員からの「(日本では)原発の余剰電力で水素エネルギーをつくろうとしている」という発言に対しても「原発由来はクリーンとは言えない」とこれまたきっぱり。
長年にわたって原発についての国民的議論を繰り返した結論としての原発ゼロ。もはやドイツ国内では原発の是非は論点にならないという明確な姿勢が、頼もしく、またうらやましく感じました。
原発ゼロには、徹底した国民的議論と政治決断。日本でも「ワタシのミライに原発いらない」「再生エネルギー100%」という若い世代の願いにこたえる政治が本当に必要です。
(参院議員・東京選挙区選出)
東京民報2023年9月24日号より