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〈一分 2024年2月25日号〉3年間で17種類、計2万7700冊、約3470万円分▼自民党の二階俊博元幹事長が公表した、自身の資金管理団体で政治資金収支報告書に記載していなかった裏金の使途の一つが、この膨大な書籍代でした…
3年間で17種類、計2万7700冊、約3470万円分▼自民党の二階俊博元幹事長が公表した、自身の資金管理団体で政治資金収支報告書に記載していなかった裏金の使途の一つが、この膨大な書籍代でした▼最大の金額を占めるのが、自身に関する著書『ナンバー2の美学・二階俊博の本心』で、5千冊、計1045万円にのぼります。中には小池百合子知事に関する『小池百合子の大義と共感』3千冊、396万円も含まれます。これだけの本をどう購入、保管して、どのように利用したのか、疑問は膨らむばかりです▼二階氏には、自民党から、幹事長時代に5年間で約50億円もの「政策活動費」を受け取っていた問題も明らかになっています。1日あたり274万円にものぼる膨大な金額です。野党側が使途を公開すべきだと求めても、岸田首相は「自民党の活動と関わりのある個人のプライバシーや企業・団体の営業機密を侵害する」と答弁しています▼裏金問題では、萩生田光一氏や丸川珠代氏など、東京選出の国会議員の名も、次々と取り沙汰されています。時あたかも、確定申告の時期。インボイス制度の導入で実質増税を強いられる納税者も多い中、「私たちには増税、自民党は裏金か」という庶民の怒りは当然です。
東京民報2024年2月25日号より