カテゴリー:書評
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感動的かつユニークな視点の本に出合いました。本書は2022年7月から10月まで東京新聞に91回連載された「この道」シリーズの単行本化です。筆者は、中小企業経営の研究者であり経営指導の実践者です。なにより全国の中小企業…
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世界で死刑制度を存置しているのは55カ国です。いわゆる先進諸国(OECD38カ国)で存置しているのは日本、アメリカ、韓国の3カ国のみです。しかも、韓国では1997年以降26年間も執行されていません。また、アメリカでは…
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「戦争も平和も地つづき一つ星のホモサピエンス」―本書には、短歌という人の心に響くかたちでの平和への願い・思いがぎっしりと詰まっています。
『平和万葉集』の巻まき一が刊行されたのが戦後40年「国際平和年」の19…
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男は男、女は女と生きて来て、その性差の壁が徐々に崩れて来たかと思われる昨今、では昔、その壁が堅牢であったかというとそうではなく「日本に関する限り太古の昔の方が性差が未分化な部分、性による役割分担があいまいであった側面…
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「やさしく強い経済」は、日本共産党の経済ビジョンです。本書はこれを150ページ余りで分かりやすく解説します。
第一に、政府の新自由主義的経済政策が、いかに弱くてもろい政策であるかを国民の立場から解説し、この経…
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2022年6月、わずか187票差で杉並区長に当選した女性のニュースにびっくりしました。はたしてどんな人?まもなくそのご本人の著作が登場、早速読んでみました。本の扉には、「ロスジェネ世代として日本に生まれ、オランダ人と…
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渋谷区で日夜、区民のために奮闘している日本共産党の議員が多忙な中で書き続けた14の短編小説集です。
議会でどう頑張ったかとか、困っている人々をどう助けたのかの実績・記録かと思いましたが、そうではありませんでし…
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学校に行きたくないと言われたら「よくぞ言ってくれた」とほめましょう。そのあとで子どもの話に心から耳を傾け「そうかそうか、それはしんどかったね」とハグしてあげてください。(第2章 子どもの手当て)
すみれ書房 2…
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新聞各紙の元旦号社説を読み比べました。今年の特徴として、各紙とも、ロシアのウクライナ侵略・安保3文書等閣議決定の戦争準備に対して何らかの態度表明をしています。しかし、明確な反対表明は「赤旗」のみ。日本のジャーナリズム…
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ウクライナ戦争が始まって7カ月を過ぎたが戦火は止みません。この間、対ロシアへの経済制裁に同調した国は36カ国と極めて少ないのに驚きます。戦争が始まったばかりの3月2日のロシアによるウクライナ侵攻非難決議への賛成が14…
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