小池晃比例候補、吉良よし子東京選挙区候補の訴えが、共感を広げています。第一声(4日、新宿駅西口)の訴えを紹介します(大要)。
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年金だけでは暮らしていけないから2000万円貯金しなさいという、金融庁の報告書が怒りを広げています。安倍首相は、年金をこれから7兆円も削減すると言っています。いまでも足りない年金を、これ以上減らすことなど許されるはずはありません。
共産党はマクロ経済スライドをやめて、減らない年金にします。基礎年金に緊急の底上げを行います。これが安心できる年金への第一歩です。安倍さんは「年金のための打ち出の小槌こづちはない」と言ってますが、最新鋭戦闘機を買ったり、大企業に減税するときには、打ち出の小槌を振っているではありませんか。
私が参議院の決算委員会で、富裕層や大企業にきちんと負担を求めて、年金を立て直せと言ったら、安倍さんは「ばかげた政策だ」と切って捨てました。その台詞をそっくりそのまま、安倍さんにお返ししたい。こんなに景気が悪いときに、消費税を増税することこそが、最もばかげた政策ではないでしょうか。
このやりとりがツイッター(短文投稿サイト)の動画で紹介されて、ついに再生回数は500万回(11日現在694万回)を超えました。自民党や公明党にこの国を任せていたら、年金も暮らしも経済も景気もめちゃくちゃになってしまいます。
みなさん、2000万円を貯金するより、あなたの一票で政治を変える方が、簡単です。あなたの一票には、そういう力があるんです。
希望は市民と野党との共闘
安倍政権のもとで、国民の暮らしも日本の民主主義も危うくなっています。今度の選挙、新しい政治をつくっていきましょう。希望は市民と野党の共闘にあります。32の全ての一人区で野党統一候補を勝たせようではありませんか。比例代表選挙、東京選挙区のような定数が複数の選挙区では共産党を躍進させてください。共産党を伸ばせば政治は必ず変わります。
比例代表の7名の候補だれもが、国会、地域でみなさんの願いを実現してきたベストメンバーです。一人残らず国会に送っていただくために、ここ東京で110万人以上の方に、比例代表で共産党を広げてください。私に引き続き永田町の国会病院で安倍政治の病を治すために、仕事をさせてください。勝利のために力をかしてください。
(東京民報2019年7月14日号に掲載)