フラッシュ@TokyoWeb版 都内新規感染者週平均200人超え、大田区議団 補助申請延長を要請〈11月15日号より〉

都内新規感染者週平均200人超え

 冬に向けて新型コロナウイルス感染者の急拡大が心配されるなか、都によると都内の7日間平均の新規感染者数が8日、200人を超えました。(グラフ)。9日に都が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は157人で、7日間平均は2日連続で200人を超えました。また、1日の新規感染者数が7日連続で100人を超え、7日には10月以降で最も多い294にのぼりました。

 8日現在、新型ウイルスによる死亡者数は461人、重傷者は36人。入院中の人は1060人、ホテルなどでの宿泊療養者は364人、自宅療養中の人は279人。一方、調整中の人は427人です。

 専門家らでつくる都のモニタリング会議(5日)では、都内の感染状況について4段階で上から2番目に高い「感染の再拡大に警戒が必要であると思われる」を維持。「新規陽性者数と接触歴等不明者数は、高い水準のまま推移しており、今後の動向に警戒が必要である。基本的な感染予防策である、『手洗い、マスク着用、3密を避ける』に加えて、環境の清拭・消毒や、こまめな換気を徹底する必要がある」とコメントしています。

大田区議団 補助申請延長を要請

 日本共産党の大田地区委員会と区議団は4日、都が高齢者施設で行政検査以外のPCR検査(スクリーニング検査)に補助する「区市町村との共同による感染拡大防止対策推進事業」について、各施設の要望を受けて申請することや、申請期限延長を都に申し入れるよう松原忠義区長に要請しました。

 都は6日に申請を締め切るとしていますが、区市町村からの要望があれば柔軟に対応するとしています。また、都は保育所や幼稚園、児童養護施設や児童館、学童、学校(除特別支援学校)は、「重症化リスクが低いため、原則、対象外」としているため、都に検査対象の拡大を申し入れることも合わせて要望しました。

(東京民報2020年11月15日号より)

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