シフト労働者 生活悪化から守る対策急務 対策弁護団結成し会見〈2022年4月24日〉

 「コロナ禍でシフト制労働者の問題が社会問題化している」として14日、シフト労働対策弁護団が結成され記者会見が行われました。

人件費の調整弁にするな

記者会見する対策弁護団のメンバー=14日、千代田区

 会見で同弁護団メンバーは「新型コロナウイルスの感染拡大によって多くの事業が休業状態になる中で、シフト制で働く労働者が〝シフトゼロ〞や大幅な〝シフトカット〞を受ける被害が多発した」と切り出しました。「政府が雇用調整助成金の制度を拡張し休業補償を拡充させたものの、シフトで働く労働者は〝シフト労働〞であるために補償から漏れ大幅な収入減になってしまった」と告発。

 さらに感染状況によって自由にシフトを変動させられたことにより大幅な収入減となる労働者も続出し、「シフト労働者は人件費の調整弁として使われている」と実態を明らかにしました。

誇りを持って仕事したのに

 首都圏青年ユニオンなどを始めとする運動を受け、今年1月、厚生労働省は「いわゆるシフト制による就業をする労働者の適切な雇用管理をおこなうための留意事項」と題する通達を出しました。しかし法的拘束力が伴わないために、弁護団は「シフト制労働者を守るための法的規制の必要性を強く感じている」と強調します。

 首都圏青年ユニオンとユニオン弁護団が中心となる同弁護団は昨年5月に〝シフト制労働黒書〞を発表し、シフト制労働の問題点を浮き彫りにしています。その中でも正社員との賃金・休業の格差や社会保険未加入などの問題を指摘しています。

関連記事

最近の記事

  1.  「笑顔でいれば必ずお友達もいっぱいできるし、みんなに好かれるのよ、どんなときでも笑顔でいるのよ」…
  2.  発生から2年を迎えた能登半島地震(2024年1月1日)をめぐって、新宿区のけんせつプラザ東京で1…
  3.  「バス労働者をはじめとする過労死問題」と題して11日、尾林芳匡弁護士がバス労働者らを前に講演しま…
  4.  江戸川、港両区は70歳以上の都民が都営交通や都内の民営バスを利用できる「東京都シルバーパス」のう…
  5.  杉並区の岸本聡子区長は12日開会の区議会本会議で、区民の信託を受け、「引き続き区民、区議会の理解…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

2022年4月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
ページ上部へ戻る