【書評】子どもに〝しつけ〟は必要ない 『校則なくした中学校 たったひとつの校長ルール 定期テストも制服も、いじめも不登校もない! 笑顔あふれる学び舎はこうしてつくられた』 西郷孝彦 著

 「思い切り甘やかしてください。子育てに〝しつけ〟は必要ありません。夢のような環境でほうっておけば、自然に学ぶ力が備わっている子どもは、自らの力で学びます」

 本の扉にある言葉にまず驚きました。教育とは導くもの、と思いこんでいましたから。

 世田谷区立桜丘中学校で10年間校長であった著者は、定期テストはない、制服もない、宿題もない、スマホ、茶髪OKという信じられないような中学校をつくり上げました。その思いはただ一つ「子どもたちが幸せな3年間を送ること」それだけです。 

小学館 2019年 1540円(税込)
さいごう・たかひこ 1954年、横浜生まれ。都内で数学と理科の教員、教頭をつとめ、2010年に世田谷区立桜丘中学校に就任

 第1章では、規制のない自由でのびのびした生徒たちの日々が紹介され、第2章では、自由な学校に変わっていく軌跡が語られます。

関連記事

最近の記事

  1.  発生から2年を迎えた能登半島地震(2024年1月1日)をめぐって、新宿区のけんせつプラザ東京で1…
  2.  「バス労働者をはじめとする過労死問題」と題して11日、尾林芳匡弁護士がバス労働者らを前に講演しま…
  3.  江戸川、港両区は70歳以上の都民が都営交通や都内の民営バスを利用できる「東京都シルバーパス」のう…
  4.  杉並区の岸本聡子区長は12日開会の区議会本会議で、区民の信託を受け、「引き続き区民、区議会の理解…
  5.  東京母親大会・西東京母親大会が1日、西東京市のこもれびホールで開かれ、740人が学び、交流しまし…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

2022年8月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
ページ上部へ戻る